備忘録的な何か

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ガールズ&パンツァー最終章第2話 感想

最終章第一話を見た後よりもはやく次を見たいっていう気持ちが強い。というのも色々な情報が判明して、今後の展開の予想や考察など、ついつい考えてしまったからである。こういう所は作り方がうまいなと思うところではあるけど、次の公開が早くて1年半後くらいだと考えると、いや待てんわって感情しか出てこない。

ここからは今後の展開の予想と感想をネタバレ含みつつ書いていきます。友達と語り合ったこともあるのでそれも合わせて。

まず、前回の話の続きで、BC自由学園とのバトルシーンから。まあ大洗が勝つのは分かっていた。ただ、その過程でルノーがソミュア(安藤などの外部組が乗ってるやつ)と似てるってことで、完全に信頼し合ってるわけではないBC自由学園を揺さぶって、ARL(押田など内部組が乗ってるやつ)にソミュアに撃たれたと勘違いさせ仲間割れを誘う。ここで2両ずつ仲間割れで撃破し合い、残り6両になった所で異変に気づき仲間割れが終わる。ただこの時点で既に大洗に包囲されていて絶体絶命。

ここまではいい。こういう展開もあるしなるほどって感じだった。ここから一気に勝負が決まるわけなんだけど、ここからの展開が美しくて1種の感動すら覚える展開だった。

それぞれの戦車がどう動いてたかなんて覚えてないけど、BCは隊長車を守りつつ逃がすために、III突をARLが車体を前に入れて止めたりとか、前を取られて隊長車が撃たれそうになった時にソミュアが隊長車に体当たりして射線から外したり、明らかにBC不利の状況でそれぞれの戦車の特徴や出来ることをやって、よく戦ったと思う。

しかも完全に囲まれてる状況で6-10(BC-大洗)だった所から0-4と同数撃破してるのは見事と言える。正に総力戦と言える状況で、最後の散り際も含めて美しいと感じた。このシーンだけでも複数回見る価値はありそう。

 

この後の日常パートで結構気になる情報がでてきた。1つは島田愛里寿が実際にどこかの高校に編入するっていうこと。たしかにOVAで高校に編入するからその編入する高校を選ぶために色んな学校回ってたけど、まさか実際にそうなりそうな展開になるとは思わなかった。どの高校に編入するのかって言うところは、気になる情報の2つ目にも関係してくるので先にそっちを。

2つ目の情報はベストエイトの組み合わせが出たこと。組み合わせを順番に並べるとこうなる。記憶とTwitterを頼りに作ったのでもしかしたら間違ってるかも。ついでに結果の予想もしてみた。赤くなってるのが勝ち進む予想。この予想に関してはそこまで外れないと思う。ひっくり返るとしても黒森峰vsプラウダくらいかと。

       🏆
       
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知 大 サ 継 黒 プ 聖 ア
波 洗 ン 続 森 ラ グ ン
単 女 ダ   峰 ウ ロ ツ
  子 |     ダ   ィ
    ス         オ

ここで1つ目の島田愛里寿がどの高校に編入するのか、このトーナメントと学校の特性などから考えてみた。

まず、考えられるのは決勝戦で当たる学校だということ。これでトーナメントの右4校に絞れる。

また、メタ的な観点から、TVアニメで既に勝っていて、メンバーもほとんど変わっていないプラウダはなさそう。次にアンツィオはそもそも戦力不足だからない。黒森峰は有り得なくはないけど、島田愛里寿の存在が「黒森峰隊長の逸見エリカ」の成長に邪魔なのでやめてほしい。

そうなると残りは聖グロしか残らない。まあ劇場版で愛里寿が乗ってたセンチュリオンはイギリス戦車だしそれ繋がりでも聖グロが1番ぽいかなと。それに予想してる決勝カードは大洗vs聖グロなのもあって島田愛里寿は聖グロに編入するのかなと。

ただこの予想で少し引っかかってるのが、決勝でいままで1度も勝てていない聖グロとやるだけでなく、そこに島田愛里寿もいるというのは少々やりすぎなのではと。まあそのくらい戦神西住みほなら普通に倒しそうなので気にする必要もないかもしれない。

もう1つ見てみたいところとしては、継続高校。当たるのが決勝じゃないから候補から外してたけど、この絵は見てみたい。正直継続高校に編入されるのが1番厄介そう。ミカと愛里寿の変幻自在さに対抗する大洗はちょっと見てみたい。

というわけで、島田愛里寿が編入する高校の本命は聖グロ、対抗に黒森峰、大穴が継続ってところでこの話は終わり。

あとあんまり本編とは関係ないけど、桃ちゃんの家って坂本文具店っぽい気がしたんだけどどうなんですかね?有識者の方教えてください。

あとは、バレー部と知波単の福田が一緒にもんじゃ食べてたりとか、これ今後の展開に関わってくるやつだと思いながら見てました。

 

そんなこんなで1回戦の結果が全部出て、2回戦、大洗vs知波単の試合が始まった。知波単は突撃しか脳のない学校だとみんな思ってるので、その突撃をどう有利な状況で迎え撃つか、守りやすいポジション取りを考えて、高地を取ろうとしていた。

しかし、高地に向かう途中、サメさんチームのMk.Ⅳについてる海賊旗が知波単に見つかり、攻撃を受ける。海賊旗をボロボロにされたサメさんチームは怒りの突撃。それに対し知波単は、足踏み突撃を行う。突撃とは名ばかりでその場で砲撃するだけ。しかも、Mk.Ⅳを撃破した知波単は続けてさよなら突撃を行う。これも突撃って付いてるだけで、実際には撤退みたいなこと。

突撃って付いてるから突撃だとか頭の悪いこと言い出すが、明らかに成長している。これまではただ突っ込むだけだった知波単が、さまざまな戦術を身につけてしまった。知波単は練度はそこそこなのに突撃しちゃうせいで弱小だったのに、それが改善されたら普通に強敵になってしまった。

その後も何度か高地を取ろうとするが、機動力に優れた知波単に尽く阻止される。そこで大洗は狙いを変え、池のそばに陣取ることにした。途中雨が降り始めた影響で、窪地に水が溜まりカモさんチームがハマって動けなくなるなどアクシデントもあったが、無事池までたどり着く。

徐々に日も暮れ始め、池のほとりでお弁当を食べ始める大洗と移動しながらおにぎりを食べる知波単。日が完全に沈んだ頃、夜戦に慣れていない福田のために知波単が歌謡突撃を行う。要は歌を歌うだけ。この歌を歌うのはおそらく毎話出てくると思うのでこれまで歌ってない聖グロ、サンダース、黒森峰、継続、アンツィオのどこが歌うのか期待。もしかしたら大洗が歌い始めるかもしれないけどそれもまた期待。

知波単は偵察の情報から、大洗が池のそばで待機していることを知り、勝負を仕掛ける。

この辺りのシーンまでで、知波単の戦車が8両しか映っていないことには気づいていた。何かやってくるとは思ってたけど、まさかあんな車両を参加させてるとは思わなかった。

池のそばに陣取り、周囲を警戒している大洗、そこに忍び寄る影があった。劇場版でも出てきたアヒルの被り物を被り、水面を進む特二式内火艇(もしかしたら違うかも)。池からの奇襲と陸からの強襲で大洗を挟み撃ちに。

完全に大洗を崩した知波単が狙ったのは隊長車ではなく、ポルシェティーガー。あの場面で知波単にとっての一番の脅威であるレオポンを落とすのは知波単やるなーと思った。

その後、さよなら突撃で退いていく知波単に対し、大洗は追撃を仕掛ける。それに対し、ノリに乗ってる知波単はさよなら突撃をやめ、正面から迎え撃つ。大洗は知波単を正面から突破し、そのまま逃げる。

大洗は逃げつつも、時折機銃で攻撃するなどして知波単にあえて居場所を教えるような行動をとっていた。逃げてるけど逃げきれない感じをわかりやすくやってる感じだった。知波単はそんな大洗を何も疑わずに追い続ける。正確にはこの先の地形とかみてやばいのでは?って思ってる人が福田ともう1人いて、隊を止めようとしていた。

しかし、時すでに遅し。カモさんチームがはまった沼のある窪地に誘い込まれてしまう。さらに大洗は窪地を囲むようにして包囲し始める。たった一つの策で完全に形勢逆転する西住ちゃん半端ないなと思いました。正直、この時点で知波単よくやったよって思ってた。

ここで西隊長がまさかの決断をする。大洗が包囲を進める中、西隊長が出した指示は「撤退」だった。この指示はほんと以外だったし、これまで明確な意思を持って指示を出してるって感じじゃなかった西隊長が初めてこういう指示を出してるのに改めて成長を感じた。まあ撤退する時にフラッグ車が一番後ろにいるのはどうかとも思ったけど。

このシーンの後EDが流れて第2話は終わり。今回のEDはBC自由学園の3人でしたね。マリー様可愛い。

こんな感じで第2話が終わったわけですが、1時間とは思えないボリューム感で、満足感が凄い。冒頭にも書いたけど、早く次が見たくてしょうがない。あと、第2話まで見て少し思ったのが、最終章ということもあって、それぞれのキャラのこれまでの成長を描く物語なのではというところ。

新キャラのBCの3人もそうだし、知波単の福田とか西隊長とかもそうだし、おそらくはこれからも各々の成長がかいまみえるシーンが出てくると思う。そういったシーンにも期待しつつ、今後の展開を楽しみに待ちたいと思う。