備忘録的な何か

文才のないオタクの日記のようなもの

名前以外知らなかった「ときめき♡宣伝部」というアイドルのライブに行った話

2019年12月21日に中野サンプラザで行われた「ときめき♡宣伝部のどきどき♡クリスマスパーティー2019」というライブに行ってきました。

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初めに書いておきますが,このライブが始まる瞬間まで,ときめき宣伝部(とき宣)というアイドルのメンバーの名前も,曲もほぼ知らずという状態でした。

 

そんな僕がなぜ,このライブに行くことになったのか。

もともと僕の家族にとき宣を好きな人がいて,リビングのテレビでようつべ開いてとき宣の動画を見てるなんてこともしばしば。

そんなこんなで,たぶん11月初めか半ばくらい(もしかしたらもうちょい早いかも)にいつものごとくリビングでとき宣の動画が流れていて,そこで「ときクリ2019のチケットが残り10%です」みたいなことを言ってました(うろ覚え)。

そこでつい口にしてしてしまった「行こうかな」っていう声が見逃されることはなく,「じゃあチケット取っておくね」と。

 

まあだいたいこんな経緯でこのライブに行くことになりました。

 

まあ普通ライブに行くってなったら,曲を事前に聴いたり,少なくともどんなメンバーがいるのかぐらいは調べてから行くものだと思うんですが,何を思ったのか思わなかったのか,ライブ当日になるまで,そして当日になっても何かすることはありませんでした。

 

そして入場し自分の席へ。

チケットはもともとファンだった家族がとってくれたのですが,取った本人はもっと早くからチケットを取っていたので1階席に,僕は一人で2階席にという状況でした。

まあ,普段から声優やアニメ関連のライブには多少行っていたり,昔ももクロのライブに何度か行ったこともあったりで,何も知らんけど一人でも何とかなるやろといった感じでした。

 

ただ,やっぱり普段行く現場とは客層も違うし雰囲気も違うしでなんかそわそわしてどうしよってなってました。

そんな中,僕の心を落ち着けてくれたのは2列くらい後ろで楽しそうに会話してるオタクたちでした。

やっぱり古今東西オタクというものはどこか似ていて,その声を聞くだけで仲間がいるような気がして意外と安心できるものです。たとえそれが自分の知らない人の話であってもです。

 

そんなこんなでようやくライブが始まります。

 

まず最初にメンバーが出てきたとき,みんな同じ衣装だったので頼みの綱である色すらわからないという状況で,メンバーの名前も初心者には厳しかったです。まあだんだん気にならなくなりましたが。

 

そしてまず1曲目「すきっ!」と2曲目の「せきがえのうた」。

まずこの2曲を聴いて率直に思ったのは,「曲よくね?歌良くね?もしかしてこの人たち良いのでは?」っていう感想でした。

それとすごく助かったというかありがたかったのは,スクリーンに全曲,曲名と歌詞を出してくれてたこと。これがあったおかげでほとんど曲を知らない僕でもより楽しむことができたと思います。他のアーティストのライブでも是非やって欲しいです。

 

そして完全にやられたのが3曲目「一方通行、恋の罠」。

この曲で持っていたペンライトを捨てました。曲調が完全に僕にクリティカルヒットしました。

こんな曲も歌うのか!と驚かされたのと同時に歌声のかっこよさとアツさに完全に引き込まれてました。

 

その後も「GAMUSHARA」「プリンセスプリンセスプリンセス」「Ei-Ei-Oh!」「あいにきちゃった」「フレ!フレ!」と強い曲が続きます。

この辺の曲もメンバーが客席に降りてきたり(僕は2階席なので近くには来ませんでしたが),タオル回したりして楽しかったし,コールに関しても変なコールはなかったので雰囲気でいけましたね。

 

幕間映像は,魔法学院?的なところにいる6人の少女が「先輩たちみたいにクリスマスにパーティをやりたい!」と校長先生に言うが、そのためにはもっと魔法の練習が必要,だから練習しよう!みたいな話。

その頑張った成果の一つが映像明けのマジックショー。

ここでの僕はメンバーそれぞれのマジックに対して,ほう...やるやん,とか思ってました。

 

マジックショーが終わり,「ドンフィクション」。

この曲は落ちサビのUOがきれいでしたね。

他の曲でも一部の人がUO折ってて,この文化ってこの現場でもあるんだなぁとか思ってたけど,この曲は圧倒的でした。

後から知ったことですが,イメージカラーが黄色(レモン色)の藤本ばんびさんが初めて落ちサビを担当した曲で,この曲が出たころばんび推しのオタクがUOを配布し,落ちサビで折ってもらうなんてことがあったんだとか。

こういうオタクの行動がだんだん広がって今や自然にオレンジに染まるのはなんかいいなと思いました。

それが関係あるのかないのか,たぶんここで僕は藤本ばんびさんに落ちかけてました。

これも後から知ったのですが,藤本ばんびさん,なんとまだ中3だとか。世の中学生はとんでもないですね。

 

そして次の曲「トウメイ恋心(ハート)」。この曲で僕はとき宣に落ちました。間違いありません。もう好きです。

他のアーティストの曲でもたまに思いますが,聞いた瞬間にこれだ...って思いました。

何がよかったのか説明しろって言われてもうまく言葉にできないけどとにかくよかったです。

誰にも伝わらないと思いますが,内田真礼さんの「セツナ Ring a Bell」を初めて聞いた時と同じくらいの衝撃でした。

 

グラフィックポイを使ったパフォーマンスにやるやん()と思った後「乙女のグロリアス」。

まあこの曲もいいね,とか思ってたんですが,その次の幕間映像で「クリスマスパーティをやるにはまだ何かが足りない」みたいな流れでパブりんが「じゃあみんなで歌って応援しよう!」と言い出します。

そして実際にステージにパブりんが出てきて,「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY」を歌い始め,みんなで歌おうみたいな流れに。

このときはもちろんパブりんなんて知らないので,なんか変なの出てきたみたいな感じでした。

 

まあ幕間映像の直後だったから最初はみんな座ってるわけですが,もちろん歌うときはこっちも立って歌う(よね)ってことで僕の周りはまだ立ってないけど(1階の人たちは既に立ってる),いの一番に立ち,パブりんと一緒に歌ってました。

曲はなんとなくメロディーは聞いたことあるかなくらい(たぶんリビングで流れてた)だったけど,周りも歌ってるし,歌詞出てるしで,だいたい歌えました。

で歌ってるのはいいものの,なぜか僕の周りの人たちは一向に立ち上がる気配がない。これに関してはちょっと寂しかったですね。

僕の席の周りはおそらく僕と同じくらいにチケットを取った人たち,つまり,残り数%になってから取った人たちだと思われるので,1階のオタクたちと比べると多少冷めていたというか盛り上がり方を知らなかったのかな?という謎考察をしていました。

横の女オタさんはライブ中ゴリゴリにフリコピしてたのになんでやと思いましたが。

このときばっかりは1階がよかったと思いましたね。

 

この応援の甲斐もあってか「こんなに応援してくれる人がいるのは才能だけではできない!クリスマスパーティやろう!」と校長の許しも出て見事ハッピーエンド。

でクリスマスパーティが始まるのですが,そこで歌った曲が「サンタさんが・・・・・やってこない!」,なんとも悲しい曲。!つけてる場合じゃないですよ。

ここで2階席にばんびとジュリアが登場。いやー非常にかわいかったです。あの距離で見ると何かいけないことをしているような気分になりました。

これまで声優とかのライブで同じくらいの距離に来たことはありますが,さすがにの中三とか高一があの距離にいるとちょっとやばかったです。

この発言がすでに犯罪臭がしますが,こんなんじゃリリイベなんて行ってチェキとか撮っちゃったら(撮れるのか知らんけど)捕まりますね。

ここでばんびが目の前に来た瞬間,僕の心は持っていかれました。あの笑顔を前に僕はただ手を振ることしか出来ませんでした。

 

次の曲「青春アンセム」「きみに夢中ガール」と続きMC。

「一年間かけて目標だった中野サンプラザを満員にできて嬉しい。でもここがゴールじゃない。ここを超えていくぞ!」と気合の入ったMCに続けてラストスパートが始まります。

 

「ガンバ!!」「DEADHEAT」「ぴょんぴょん」と強い曲が続き,「初恋サイクリング」へ。

この曲はみんなで踊るやつだからと事前に言われてた(どんな踊りかは知らん)ので待ち構えていたが,本来は左の人の肩を持ちなんやかんやする(っぽい)が,左の人が女性だったのと右の人は座ってたのもあってひとり悲しくエアーでやってました。

これも1階のオタクに混ざってやりたかったなと思いました。やっぱり周りも盛り上がってるからこそ楽しいっていうのはあると思います。

オレモー/って叫んだのはWUGの「恋?で愛?で暴君です!」ぶりでした。オタクは好きって言われてしまうと,どうしてもオレモー/って言ってしまう生物だとよくわかりますね。

 

そして本編最後の曲「青春ハートシェイカー」。

この曲で驚いたのは間奏で周りがガチ恋口上を言ってたこと。ほぼコールの一部みたいになってましたね。

「言いたいことがあるんだよ!」って声が聞こえた瞬間,ほぼ条件反射で続きを言ってた。なんか久しぶりですごく楽しかったです。

 

 そしてアンコール1曲目「恋のシェイプアップ♡」。

この曲の踊ってみたを上げて選ばれた人はとき宣と一緒に踊れるというダンス企画があったそうで,それを勝ち抜いた人たちが実際にステージに出てきて一緒に踊ってました。

終わった後はそのまま客席に戻っていくというのもなんか面白かったです。

それと,これはあまり関係ない話なんですが,最近こういう筋肉系の曲流行ってるんですかね。

 

そのあといろいろ発表があって,「むてきのうた」。

この曲もガチ恋口上が入ってて楽しかったです(小並感)。

 

その後,最後の2曲「人生最幸のメロディ」と「100%♡オレンジ」はこれまでのとき宣を知らない僕でもエモいと思えたので,これまで応援してきた人たちはもっとエモさを感じてたんだろうなぁと思いました。

「100%♡オレンジ」 で一面オレンジに染まる中野サンプラザは2階から見て,とてもきれいでした。

 

「100%♡オレンジ」 の前のMCではメンバーそれぞれのこのライブに向けた思いとか聞いて,僕がいなくても中野サンプラザは埋まってただろうけど,やっぱり来てよかったなーと本当に思いました。

そしてライブ開始前,僕の心を落ち着かせてくれた後ろのオタクたちは終演後も楽しそうに会話していて,やっぱ今回のライブよかったよなと。

 

 

こんな感じでライブは終わりましたが,とてつもない満足感と幸福感がありました。

 

これまで書いた中ではばんびの名前しか出てないですが,他のメンバーもみんな個性があって非常に良かったです。

かなみんは曲の中でもセリフパートを担当することが多く,言葉に込められた感情が凄い伝わってきたし,笑顔がとても可愛かったです。

ばんびは開演前に流れてたCM的なのでは少しお調子者の可愛い妹って感じでしたが,その歌声はとてもかっこよかったし,間近で見た時の笑顔には全てを吹っ飛ばす力がありました。

ひとちゃんは正統派アイドルって感じで,力強い歌声と周りを盛り上げていくパワーが凄まじく,笑顔がとても素敵でした。

おはるはちょっとか弱く見えた最初の印象を全て跳ね返すような歌声とあの笑顔にやられました。

ジュリアは幼く見える時と大人っぽく見える時のギャップがすごくて,間近で見た笑顔がとても可愛かったです。

ひよりんは安定感のある歌声に加えて,声に感情が乗ってて,すっと入ってくる感じ。あと笑顔が少し幼い感じで可愛い。

まあ何が言いたいかって言うと,みんな可愛かったですはい。

 

今回のライブはアンコール含めて24曲と大満足のボリュームで,某ガールズバンドプロジェクトの方々にも見習ってほしいと思いました。()

 

今回のライブで曲の強さとなによりメンバーの個性とかわいさに完全に落ちてしまったわけですが,今後の身の振り方はしっかり考えていきたいと思います(金銭的に)。

わりとリリイベとか行くのは好きですが,とき宣に関しては接近したら心が持ちそうにないので(という言い訳をしつつ...),とりあえず次はZeppツアーにでも行ってみようと思います。

 

 

 

そんな感じで,知らなかったアイドルのライブに行ってとき宣に落ちた話でした。